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【3Dインターネット・カンファレンス レポート】セカンドライフ以外の仮想世界も活用

11月7日に東京・六本木の東京ミッドタウンにて開催された「3Dインターネット・カンファレンス」、後半は最近日本法人専用のSIMもオープンした日本IBMの宮川精氏、IE用プラグインを開発したスプリュームの梶塚千春氏、独自の仮想世界「Jin-sei」を企業向けに提供する3Diの3社によるパネルディスカッションが行われた。
モデレータ役は、前のパネルディスカッションから引き続き登壇したデジタルハリウッド大学院の三淵啓自氏。


【3Dインターネット・カンファレンス レポート】セカンドライフ以外の仮想世界も活用
(左から)宮川精氏、梶塚千春氏、小川剛氏


IBMは、現在セカンドライフ内に30を超えるSIMを所有しており、先日もアメリカ本社とは独立した日本法人用SIMをオープンした。


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【動画あり】日本IBM、セカンドライフ内に独自のSIMを構築


しかしIBMの試みはセカンドライフだけではないようだ。日本IBMサービス・イノベーション研究所新事業推進部部長の宮川精氏曰く、「Web上の3D仮想世界はセカンドライフだけではない。IBMはワールド・ワイドに3Diの研究を進めており、現在社内イントラネットとして「Active World」を既に使用している。社員全体の中で約5000人がこの研究に携わり、開発を進めている。」とのこと。


【3Dインターネット・カンファレンス レポート】セカンドライフ以外の仮想世界も活用
Active World


Active Worldの特徴は、クライアント・プログラムのサイズが5MB程度しなかく動作が非常に軽いこと。リアルにアバターの「影」も再現されるが、アバター自身の動きも滑らかだ。
IBMはここにも仮想の社屋を建設しており、アウトソース事業のチームも3Diに関与しているという。


日本製の仮想世界「splume」を運営するスプリューム代表の梶塚千春氏は、先日発表したIE用プラグインを解説し、「現在のセカンドライフなどの仮想世界に見られる『独自のアプリケーションをダウンロードしなければ利用できない』というネックを解消したい」と語った。


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スプリューム、IEで仮想空間が楽しめるプラグイン版を正式リリース


splume内でのオブジェクト作成のデータ形式は、CGの作成上の業界標準形式を採用しているので、他の用途で作成した3Dデータを簡単にsplume内にインポートすることができる。梶塚氏曰く、「今後、アニメ製作会社がアニメの世界をそのままsplume内に持ち込むプロジェクトも進行中」とのこと。
また、ユーザーがsplume内のオブジェクトを移動・変更することができる機能も近日中に追加される予定とのことで、現在開発中の画面も公開された。


【3Dインターネット・カンファレンス レポート】セカンドライフ以外の仮想世界も活用


【3Dインターネット・カンファレンス レポート】セカンドライフ以外の仮想世界も活用
現在開発中の画面。部屋の家具を移動させているところ


3Di株式会社は、セカンドライフのオープンソースを利用して独自の仮想世界「Jin-sei」を開発し、提供第一号としてmixiが既に決まっている。
同社代表の小川剛氏は、「以前『Second Life不人気の7つの理由』という記事が話題になり、不人気の理由として『手続きが面倒』『操作が難しい』『何をしていいか分からない』『人気の場所はエロがギャンブル』などが挙げられたが、これらは1993年にインターネットが出現した際に言われたことと殆ど同じ。それから10年後、インターネットは生活になくてはならないものとなった。これから10年後、仮想世界はどうなるだろうか」と仮想世界の成長の可能性について語った。
「Jin-sei」はセカンドライフのソースコードを利用して開発されたものだが、セカンドライフと違い自社専用のサーバーと顧客データベースが構築できるのが特徴。マーケティングデータが取れるのでビジネスの場で活用できる。
また同社は、Webブラウザでセカンドライフを閲覧できる「Movable Life」も開発した。
先月、アメリカのサンノゼで開催された「Virtual Worlds Conference」にてこれをiPhoneのブラウザで動作させて発表したところ非常に注目され、C-NETの記事にも「今イベント中最もCOOLだった発表」と取り上げられたとのこと。


【3Dインターネット・カンファレンス レポート】セカンドライフ以外の仮想世界も活用
Movable LifeをiPhoneで閲覧


最後に小川氏は、将来的に3D仮想世界はPC以外の端末からもログインできるようになるだろうと語った。


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