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【OGC2008レポート】ViZiMOの今後の展開を発表 海外展開も視野に

昨年の7月30日に公開され、以来クローズドβテスト、2段階のオープンβテストと順調にテストを重ねバージョンアップしてきたViZiMOだが、いよいよ今夏7月から正式に課金サービスがスタートする。そのビジネスプランは一体どういうものなのか?ViZiMOを運営する株式会社マイクロビジョンの代表取締役社長である青沼実氏がOGC2008にて今後の展開を発表した。


【OGC2008レポート】ViZiMOの今後の展開を発表


ViZiMOは今年の7月より課金サービスを行うにあたり


①2008年夏~基本運営ビジネス(個人へ仮想商品を販売)
基本無料で、アバター用の服や空間を構成するオブジェクト、ペット、特殊機能、企業の著作権ものをオブジェクトに再現したアイテムなどを販売。


②2008年10月~広告パビリオンビジネス(企業へのViZiMO仮想空間貸出)
企業の広告として3D空間を提供。


③2008年12月~メタワールドビジネス(企業へのオリジナル仮想空間貸出)
ViZiMOのシステムを使いつつもアバターやオブジェクトなどを差し替え、全く別の仮想空間にして展開する。


④2009年~仮想空間店舗ビジネス(企業又は個人への仮想店舗貸出)
ユーザーが作成した作品をはViZiMOが代行し契約金を徴収する。


以上4つのビジネスプランを提示。徐々に段階を踏んで展開していくと共に、ユーザーへの課金だけでなく企業のアイデアも絡めたビジネスを行っていくことを示した。


【OGC2008レポート】ViZiMOの今後の展開を発表


現在、ViZiMOのユーザーは約4300人おり、そのうちの72%が男性ユーザーで28%が女性ユーザーだという。参加年代は10代~40代で20代が最も多く、今まで投稿されたViZiルーム(ユーザーによって製作されたゲームや箱庭)は約960ルームとのこと。4300人と聞くと一瞬少ないように感じてしまうが、そのユーザーのほとんどが何かしらオリジナルな仮想空間を製作しているということを考えると、他の仮想空間サービスに比べてかなり”濃い”ユーザーを獲得していると言える。
同社ではViZiMOのターゲット層を


・モノを作ることや公開することに興味がある「コアユーザー層」
・おもしろいモノを遊ぶことに興味がある「ライトユーザー層」
・仮想空間で作品公開したい「クリエイター層」
・仮想空間ビジネスを実現したい「ビジネス層」


の4種類に分けて考えており、今後はライトユーザー層にもっと楽しんでもらえるよう、通常のViZiルームとは別に、もっと気軽に”自分の部屋”を製作できる「マイルーム」の機能を加えていくとしていた。
またそれと平行して、WEBページのリンクをViZiルームに設定する「ハイパーリンク機能」や複数のユーザーと協力してViZiルームを作れる「共同作業対応」、ViZiMO内の行動によってポイントが貯まり、そのポイント数に応じてアイテムがもらえる「ポイント機能」、ペットが飼育できる「ペット機能」なども実装されると明かされた。
これらが可能になれば今までの「ゲーム作り」的な遊び方だけでなく、箱庭遊びのような「その空間内で暮らす」遊び方も可能になるので、より幅広いユーザー層に支持されるようになるのではないだろうか?


尚、最後に青沼氏はさらに長期的なプランを発表。ゆくゆくは携帯電話にも移植して携帯電話で遊んだりコミュニケーションできるようにしたり、ViZiMOのゲームを家庭用ゲーム機にパッケージしたり、ユーザーが製作した優れたコンテンツを商品化しゲームクリエイターの”発掘”を行ったり、海外でサービスを展開し海外クリエイターを取り込んでいきたいと語った。


【OGC2008レポート】ViZiMOの今後の展開を発表


実際、同社は先月アメリカで開催されたゲーム開発者向けのカンファレンスイベント「GDC2008」に出展しており、アジア地域を中心に海外企業からも問い合わせがあったという。
現在ViZiMOはオープンβ2テストの最中で、正式サービスに向けて今も頻繁にアップデートが行われている。今回の講演では、正式サービスを開始した以降もかなり速いペースで機能拡張及びビジネス展開が為されていくであろうことがうかがえた。


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