
先週の人気記事第一位は、現実世界を反映してか「イスラエルのガザ空爆、セカンドライフにも飛び火」だった。
海外の、それも欧米のセカンドライフユーザーの特徴的な点は「リアルで何かあったら即ヴァーチャルでも活動する」というところだ。過去にもパキスタンのベナジル・ブット元首相が暗殺された際にすぐに追悼スペースが設けられ(記事はこちら)、チベット解放運動が行われ(記事はこちら)、ミャンマー(ビルマ)軍事政権による民主化運動弾圧に反対する活動が行われた(記事はこちら)。
ヴァーチャルな世界にまで政治・思想に関する活動を広げることに抵抗のあるユーザーもいるだろう。しかしやはりこのような海外ユーザーの活発な活動を目にするたび「やはり市民革命を経験した国の人は違うなあ…」と羨ましく思ってしまう。
そして件の「イスラエルのガザ空爆、セカンドライフにも飛び火」についてだが、イスラエルのガザ空爆に反対するユーザーが、イスラエルをモチーフにしたSIMに大挙して押し寄せデモを展開したという。しかしそれがやがて嫌がらせのレベルに発展したというのが問題だ。確かにイスラエルの攻撃により多くの人が死傷しているのは事実だが、だからといって戦争に直接関係のないSIMで迷惑行為をしたりそこで楽しんでいるユーザーに不快な思いをさせてもよいという理由にはならない。
ここで必要なのは、まずは「対話をする」ということではないだろうか。ちょうど時期を同じくして、ワグナー・ジェームズ・アウ氏(セカンドライフアバター名:Hamlet Au)が執筆する仮想世界専門ブログ「New World Notes」に、ユダヤ人のユーザーとムスリムのユーザーの対談が掲載された。さらにリアルでも、セカンドライフを利用してイスラム社会を知るミーティングイベントが開催される(記事はこちら)。
まずは「お互いの話を聞く」ことから平和は実現するのではないだろうか。
第1位:イスラエルのガザ空爆、セカンドライフにも飛び火
http://www.secondtimes.net/metaverse/episode/20090108_stopgazawarnow.html
第2位:Livelyは今でも生きている?!謎の3D仮想空間「New lively」出現
http://www.secondtimes.net/news/world/20090104_newlively.html
第3位:サービスを停止したオンラインゲームがファンの手で復活
http://www.secondtimes.net/news/world/20090107_tribesnext.html
第4位:メルティングドッツ、Google Earth対応3D建築物モデリング代行サービス「インターネット建築.com」を開始
http://www.secondtimes.net/news/japan/20090105_internetkenchiku.html
第5位:故・黒川紀章氏の代表作「中銀カプセルタワー」をセカンドライフ内に再現
http://www.secondtimes.net/metaverse/spot/20090105_nakagin.html


