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【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009(2)

(1)からの続き


■株式会社クレッセント「デジタルモックアップシミュレーションシステム」
【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009 【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009

【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009 【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009

【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009 【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009
「デジタルモックアップシミュレーションシステム」は、一見すると産業用バーチャルリアリティ展にあったVRシミュレーションと同じように見えるが、決定的に違うのは「自分もCG化される」という点。ヘッドマウントディスプレイを装着することにより視界に仮想空間が広がるのは通常のVRシステムと変わらないのだが、この「デジタルモックアップシミュレーションシステム」では複数のカメラで体験者をとらえるモーションキャプチャシステムを利用し、リアルタイムに体験者の体を取り込みCG化する。そのため、視界に入る自分の手や足もCGで仮想空間に溶け込むので距離感覚を把握しやすくなり、通常のVRシステムよりも自然な没入感を得ることができる。ちなみに今回は自動車の試乗をヴァーチャルで体験する展示だった。ハンドルを持つ自分の手もCGで見えるのはかなり面白い。


■首都大学東京渡邉英徳研究室+特定非営利活動法人ツバル。オーバービュー
 「ツバルビジュアライゼーション・プロジェクト」

【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009 【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009

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地球の温暖化による海面上昇で国土が水没するかもしれない危機に直面している島国「ツバル」の人々と島の日常風景を撮影した写真をGoogle Earth上にマッピングするプロジェクト。3200枚もの写真が使用されており、各島の資料などもオーバレイ表示される。またツバルの人々の写真から直接メッセージを送信することも可能。送信後は人々の顔のアイコンと送信者の間に青い「光の線」が引かれ可視化される。これまで送信されたメッセージの中には、ツバル出身で現在アメリカに住んでいる人が偶然この「ツバルビジュアライゼーション・プロジェクト」で友達の写真を発見し、メッセージを送信した例もあるという。


ツバルビジュアライゼーション・プロジェクト
http://tv.mapping.jp/


■パイオニア株式会社「フローティングビジョン FV-01」
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空中に浮かぶ映像を楽しむための5.7インチの小型3Dディスプレイ。USB接続でPCに繋ぎ、自分で作成した映像を手軽に”浮遊映像”として表示させることができる。赤外線センサーやLEDライト、スピーカーも内蔵されているので、浮遊映像に触れた手を感知して映像や音声を切り替えるといったインタラクティブな動作も可能となっている。


■ソニー株式会社「360°メガネなし立体ディスプレイ」
【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009 【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009

【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009 【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009

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ある意味今回一番の目玉とも言える、ソニーが開発したどの方向からも3D表示できる「360°立体ディスプレイ」。3Dメガネの必要なく、本物のフィギュアと見紛うほどの高精細な立体像が見られる。写真では少々分かりずらいが、人物の髪の毛の重なり具合や立体が複数並んだ時の奥行きがちゃんと感じられ、見る位置や角度を変えても不自然な部分が全く無い。利用例として、医療分野での”ヴァーチャル標本”や、フィギュアやアバターを表示させるデジタルフォトフレーム、ショップなどでのデジタルサイネージ、遠距離コミュニケーションでのディスプレイ、熱帯魚を表示させる”ヴァーチャル水槽”などが提案されていた。


ソニーの映像はこちら


■ナントアトランティックデザイン大学「SCOPE」
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このイベントには学生の作品も展示されているのだが、フランス代表作品としてナントアトランティックデザイン大学のフランツ・ラゾルヌ氏がAR(オーギュメンテッドリアリティ:拡張現実)対戦ゲーム「SCOPE」を出展していた。「SCOPE」は、フィギュアとARマーカー、アイウェアを使用してフィギュア同士で撃ち合うゲーム。アイウェア無しで見ると、当然ながらARマーカーの上に乗ったただのフィギュアなのだが、アイウェア越しに見ると武器とパワー、ライフ、攻撃力などが重ねて表示される。実際にフィギュアやその周りの物体、またはアイウェア越しに自分の視点を動かすことで攻撃や防御を行うのだが、その際のグラフィックはかなり迫力があった。


■奈良先端科学技術大学 週刊メルボルン「Piano Dan」
【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009 【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009

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ピアノを弾くと、その鍵盤の動きに応じて色とりどりの「カエル」がディスプレイに表示されるAR作品。カエルはとび跳ねたり舌を伸ばしたりとモーションも豊富で、音楽が視覚的にも楽しくなるようなシステムだ。ピアノを弾くのが苦手な人も「ピアノを弾く」という感覚ではなく「カエルを操作する」感覚でピアノに親しめる。


DIGITAL CONTENT EXPO 2009は25日(日)までの開催で入場は無料となっている(日本科学未来館への入場料は必要)。週末時間のある人は最新技術を体験してみよう。


DIGITAL CONTENT EXPO 2009
http://www.dcexpo.jp/

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