韓国延世大学のド・ヨンイム(Doh Young Yim)心理学博士が、MMORPGの中での経験は人間の社会性向上に有効であるとの研究結果を発表した。博士の研究によれば、ゲーマーはオンラインゲームの世界を「現実世界の延長線上にある世界」と認識しており、そこでの経験は自我の形成と公共心の育成に役立っているという。
博士はゲーマーがゲームの中で自分自身をどのように認識するかをを調査するため、ネクソン社が運営するMMORPG「マビノギ」を対象に、計57個の行動質問項目を設定してマビノギユーザーに対し主な行動様式を評価するよう依頼した。
その回答を集計・分析した結果、ユーザーたちは最初のうちはゲームの世界を「現実とは違う仮想世界」だと思い、ゲームの世界と現実世界を分けて認識しているが、時間が経つにつれゲームの世界も他の人々と一緒に住む世界であり、社会的なルールと秩序、信頼と礼儀を守りながら生きていかなければならない場所だと受け入れることが明らかになった。また「ゲームプレイを通して問題解決力や自己統制力を身につけることができた」という回答もあったという。


