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珍妙な規制もいい加減にしろ!ドイツのゲーマーが立ち上がる

珍妙な規制もいい加減にしろ!ドイツのゲーマーが立ち上がる

最近、日本を含め世界各国でゲームなどのコンテンツに対する「表現の自由」や「言論の自由」を侵害するおかしな規制が持ちあがっているが、それに対しとうとうドイツのゲーマーが立ち上がった。アメリカのゲーム&仮想世界ニュースサイト「GamePolitics」の伝えるところによると、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州・カールスルーエ市にて約400名のゲーマーによるゲーム規制に反対するデモ行進が行われたという。


ことの起こりは、8月に開催されるはずだった特殊部隊とテロリストとの戦いをモチーフにしたシューティングゲーム「カウンターストライク」のLANパーティー「Convention-X-Treme」が中止に追い込まれたこと。”LANパーティ”はゲーマー一人一人が自分のマシンを持ち寄ってお互いをLAN接続し一緒に遊ぶイベントで、大規模なものだと数1000人単位で行われるものもある。「カウンターストライク」は1999年にリリースされて以降、長年世界中のゲーマーに親しまれてきたゲームだが、政治家や世間の”良識派”からは「暴力的なゲーム」の代表のように見られてきた。


そこへ来て今年3月にドイツ南部シュツットガルトにて17歳の少年が学校で銃を乱射し自殺する事件が発生。この少年が「カウンターストライク」を所持していたことから政治家の間で「凶悪犯罪はゲームのせいだ」という声が上がり、現在ドイツ政府は「暴力的なゲーム」の販売だけでなく開発そのものまで禁止する法案を検討している。もしこの法案が成立した場合、「暴力的なゲーム」を開発したゲームディベロッパーや販売に関わった流通関係者、そしてプレイしたゲーマーとゲームに関係した全ての人間に対し罰金と最大1年の懲役刑が課せられることになる。同法案の発議者であるGunther Beckstein内務大臣は「『暴力的なゲーム』は人間の暴力に対する感覚を麻痺させると共に、刺激的な影響を及ぼしているのは間違いない」と発言しているという。


この一連の動きを受け、当初「Convention-X-Treme」の開催予定地だった地方自治体はイベントにおける「カウンターストライク」の使用の不許可を決定し、事実上イベントの開催は不可能となってしまった。ちなみに既にいくつかのゲームイベントも同じような理由により中止に追い込まれているとのこと。
これについてはさすがにゲーマーたちの堪忍袋の緒も切れたようで、「Convention-X-Treme」の公式サイトやゲーム系フォーラム(掲示板)でゲーム規制反対運動の呼びかけを行いデモ行進を決行。ただ動画を見る限りではデモは終始穏やかムードで、警官隊と衝突したり物を破壊したりといった”暴力行為”は起きていない様子。尚、デモ行進は今後も継続して行われるとのことで、次回は7月25日(土)にケルン、カールスルーエ、ベルリンの3都市で予定されているという。現在「Convention-X-Treme」公式サイトにて規制反対運動の情報と今後の予定が公開されている。


またこれと合わせて、政府にゲーム規制の見直しを求める署名活動も展開されている。8月28日までに5万人分の署名を集めるのが目標とのことだが、現時点で既に2万5000人以上の署名が集まっている。最初にサイトへのユーザー登録が必要だが(無料)、署名はWeb上からも行えるようになっており、署名の集まり具合も随時こちらのサイトで閲覧できるようになっている。


署名ページはこちら(ドイツ語)
https://epetitionen.bundestag.de/index.php?action=petition;sa=details;petition=4958


Convention-X-Treme公式サイト(ドイツ語)
http://83.142.83.171/


GamePoliticsの記事はこちら
http://www.gamepolitics.com/2009/07/08/german-gamers-stage-protest-march-against-govt-crackdown-violent-games



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