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Virtual World of the Year 2007
 2007年末にノミネート候補推薦の受付を開始してから1カ月余、ノミネート選定、一般投票及び審査員による審査を経て、2008年2月7日、東京・青山スパイラルホールにてVirtual World of the Year 2007の各部門大賞と特別賞が発表され、以下の通り決定いたしました。
 2007年のバーチャルワールドにおける多種多様な取り組みはどれもがチャレンジにあふれたもので、惜しくもノミネートから外れてしまったものも含め、いずれも初のバーチャルワールド・アワードへ名乗りをあげるにふさわしいものだと感じています。
 今年はセカンドライフに限らず、さまざまなバーチャルワールドプラットフォームにおいて、更に多くの取り組みが行われていくことでしょう。
 次回の「Virtual World of the Year 2008」で何が起こるか、今から楽しみです。

THE SECOND TIMES編集長 箱田雅彦

デザイン部門

兼六 kenroku

兼六 kenroku

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コミュニティ部門

Neo Kowloon(ネオクーロン)

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話題部門

デジタルの根性(日本テレビ)

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企画部門

平成19年新潟中越沖震災募金活動

平成19年新潟中越沖震災募金活動

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テクニカル部門

チャット翻訳HUD「EXP」

チャット翻訳HUD「EXP」

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企業部門

デジタルハリウッド株式会社

デジタルハリウッド株式会社

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審査員特別賞

セカンドライフでの音楽活動

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特別賞

八国山アイランド"

八国山アイランド

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 デザイン部門

兼六 kenroku

兼六 kenroku

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講評(河口審査員) 講評(河口審査員)
「おめでとうございます。兼六 kenrokuは旅情的というか、みずみずしく、ユーザーにとってもテーマとして非常に入りやすいものになっていると思います。そういったところに共感を得ました。また、大賞は逃しましたが、他の作品ではBlue Ravineなども個性的でいいですね。」
新田氏 受賞者コメント
エイブルシード 新田氏
「石川県で主に活動しています。この度はこのような賞をいただけてとても光栄です。ありがとうございました!」
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 コミュニティ部門

Neo Kowloon(ネオクーロン)

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講評(井芹審査員) 講評(井芹審査員)
「セカンドライフ」と「SNS」という2つのメディアを使ってファンのためのメディアの場を作ったというところが、コミュニティ部門としての評価されました。
セカンドライフは非常に濃厚なリアルタイムコミュニケーションが行われるという特徴がありますが、一方でSIM(島)に入れる人数は50人から100人程度という制限があります。なので、広告媒体を扱う方からは、こうしたあまり人が入れない点を指摘されることもあります。ですが、SNSは理論的には非同期で何万人とかとコミュニケーションができるわけで、SNSと組み合わせることでバーチャルワールドが持っているある種のウィークポイントを補完することによって、いいコミュニケーションの形をとっているのだと思います。そういった点を評価させていただきました。
井上氏 受賞者コメント
(有)ジェットグラフィックス 井上氏
デザイン部門ではちょっと自信があったんですけども(笑)。でも、ノミネートしたのがコミュニティ部門ということで、そうそうたる面々の中での競争ということになり、僕らは「まあ(ダメでも)いいよね!」っていう気持ちもありましたが、こういった賞をいただけて本当にうれしいです。ありがとうございました。
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 話題部門

デジタルの根性(日本テレビ)

デジタルの根性(日本テレビ)

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講評(山口審査員) 講評(山口審査員)
おめでとうございます。この部門はいろいろな要素が混じっていて、大賞を決めるのが非常に難しいと思いました。主に分けると、「バーチャルワールドでイベントをやってリアルメディアに露出する」、というのと、「リアルメディアそのものの中でバーチャルワールドが取り上げられる」という二つの方向があったと思います。どちらもそれぞれ意味があるわけですけども、今回はリアルメディアを通して一般へ広めたということで「デジタルの根性」になりました。
やはり、地上波のテレビというのは影響力が大きいということと、レギュラー番組でバーチャルワールドを取り上げたということは、話題性としてこれを欠くことはできないだろうと思います。 また、他の作品では、個人的にスキージャンプ・ペアもすごく好きでした。
若井氏 受賞コメント
日本テレビ 若井氏
4名が登壇しましたが実は大体これだけでやってるということです(笑)
4人がそれぞれ本業を持っているんですが副業でデジタルの根性の制作とかもやっています。この番組についてチーフプロデューサーの立場からいうと、まず美術セット費がタダに近い(笑)あと土屋さん、T部長が動くとすごくお金がかかるんですが、「海外ロケしたい」と言われてもボタン一つで海外行けるとか(笑)。制作費的としては大変助かりました。これからも4月以降いろいろやっていきたいと思っています。今日、ここにはいろんなバーチャルワールドのプラットフォームの方もお集まりですが、4月以降の計画のひとつとして、引き続きセカンドライフを主軸にしながら、少しずついろんなメタバースをお散歩しましょう、というような構想も持っています。ありがとうございました。
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 企画部門

平成19年新潟中越沖震災募金活動

平成19年新潟中越沖震災募金活動

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講評(井芹審査員) 講評(井芹審査員)
おめでとうございます。
企画部門は何を評価していいか難しい部門ではありましたが、今回、一番評価したポイントとして、公共性という部分を評価させていただいています。
インターネットはメディアとしてのビジネス活用や、ブログなどによる個人活用など、企業と個人の活用は徐々に充実してきたと思います。あとは公共的な活用ですが、これについてバーチャルワールドでいろいろ解決できる可能性を見せてくれたのが企画だと思います。例えば、環境問題が現実世界でも話題になってますけども、そういったことについてもバーチャルワールドで活動できるかもしれません。そうした点を評価させていただきました。また、実際にも何度か募金活動をされていて、例えば、1回で23万リンデンドルを集めて寄付をしているというような実績も評価させていただきました。
中西氏 受賞者コメント
代表発起人 中西氏
ありがとうございます。私はこの活動の言いだしっぺとして代表発起人としてここで登壇させていただいておりますが、この活動を支えてくださった「Supporters(サポーターズ)」というグループに参加してくださった方、募金活動に参加してくださった方、そういった関与していただいた方々すべての活動の結果だと思います。本当にありがとうございました。
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 テクニカル部門

チャット翻訳HUD「EXP」

チャット翻訳HUD「EXP」

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講評(山口審査員) 講評(山口審査員)
テクニカル部門は技術的にはいろいろありますが、ここでノミネートされたものの多くはリアル世界とどうつなげるかというものだったと思います。方向としては「ユーザーインタフェースを改善する方向」と、「ビジネスの活用の可能性を広げるという二つの方向」があったと思うんですが、今回はユーザーインタフェースの方に評価が集まりました。それぞれ魅力的なものがあったと思います。例えば携帯電話で見られるとか、Webで見られるとか、利用の垣根を下げる方向の技術などは今後もっと機能的になり充実していくでしょう。総合的にいうと、使い勝手がよくて、みんながすぐに使えて、便利である、といった点を今回は評価し、チャット翻訳HUD「EXP」となりました。おめでとうございます。
野村氏 受賞者コメント
EXP(株) 野村氏
ノミネートした素晴らしいサービスの中でこうしたコミュニケーションツールが大賞になれたというのは素直にうれしく思います。今後もこういったツールやシステムをセカンドライフやいろんなバーチャルワールドで開発していきたいと思います。ありがとうございました。
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 企業部門

デジタルハリウッド株式会社

デジタルハリウッド株式会社

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講評(井芹審査員) 講評(井芹審査員)
デジタルハリウッドは3D仮想空間のテクノロジーの可能性をだれよりも早く日本で察知し、セミナーや出版物や講演を通して日本における仮想世界概念の啓蒙、普及、教育に大きな貢献をされたということが評価されました。
なかでも三淵先生率いるセカンドライフ研究室が早期に設立されて、そこで学ばれた方々が、現在のセカンドライフを代表とする仮想世界の様々なクリエイティブや事業をけん引している方が多いという実績は既に出ており、評価すべき点だと思います。
三淵氏 受賞者コメント
デジタルハリウッド 三淵氏
今日はありがとうございます。初めてリンデンラボ社に生徒を4人連れて行ったときは、まさに「これからアメリカンアパレルっていう会社が(セカンドライフに)入ってくるんだ。ビジネスがスタートするんだ。」という時で、色々な話を聞きました。(リンデンラボ社日本担当の)土居さんにもそこで初めてお会いしました。様々な方のサポートをいただいてここまでこれたのだと思います。紆余曲折ありましたが、メタバースの方向性、セカンドライフの可能性はまだまだ使いきれてないんじゃないかと思います。今後ともみなさんのサポート、企業努力をいただくことによって発展させていければと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
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 審査員特別賞

セカンドライフでの音楽活動

セカンドライフでの音楽活動

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講評(杉山審査員長) 講評(杉山審査員長)
セカンドライフの中で自主的に音楽活動を始める方の中には、プロの方もいれば普段は普通のサラリーマンの方もいます。そこで自分の曲を作り出しファンになった人がセカンドライフ内のライブに集まってくる。 更にそういった中には音楽プロデューサーでもあるはたけさんとコンタクトをとって、曲を作り、話題をまき、スタジオに入ってレコーディングをして、リアルな場所にも音を出していくといった方もいらっしゃいます。 そういった活動を見ていると、どこにいても素晴らしい音楽活動ができるのだというセカンドライフの新たな可能性を感じます。そういった可能性を見せてくれたということを含め、またミュージシャンの方々への感謝もこめて、賞を贈りたいと思います。
受賞者コメント
Shirotanさん Shirotanさん
セカンドライフは自分の楽しみで始めたのですが、このような形でいろんな方と出会って一緒に楽しめる時間ができたことはとてもうれしいです。ありがとうございました。
Johnny66さん Johnny66さん
元々リアルでもバンドをやってるんですが、これからも積極的にセカンドライフだけでなく様々なバーチャルワールドで活動できたらと思います。リアルとバーチャルワールドをつなげる、なにかきっかけを作りたいと思います。ありがとうございました。
Solary Solaryさん
ジョニーさんと一緒で、私もリアルでミュージシャンであったりもするんですが、バーチャルワールドでもライブをやったりすると、改めて音楽のよさや人の暖かさや繋がりとかを感じます。本当にやってよかったと思っています。ありがとうございました!

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 特別賞

八国山アイランド

八国山アイランド

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講評(リンデンラボ社日本担当 土居純氏) 講評(リンデンラボ社日本担当 土居純氏)
2007年というのはセカンドライフにとって活発な年で、特別賞といってもどう選べばいいか悩みましたが、さまざまな企業の在り方の中で、社会貢献運動に徹して世の中をよくしたいという気持でやってらっしゃるところに賞を贈りたいと思いました。
竹内氏 受賞者コメント
(株)インターリンク 竹内氏
本日はこのような賞を頂いて身に余る光栄です。今後もこうしたボランティア活動を通じてバーチャルワールドの発展に貢献できればと思います。

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 総評(杉山審査員長)

第1回目ということもありますが、審査員もこうしたバーチャルワールドを審査するということに慣れていません。今回のノミネートを見ていただければわかるんですが、これらのノミネートを一体どの部門で評価すべきか、ということでも迷います。また活動範囲が多岐にわたるので簡単に比べることはできませんでした。
しかしTHE SECOND TIMESさんの努力によってこういったアワードが開催され、部門がわけられ、ノミネートが決定し、その後ネットによる一般投票がありました。審査は一般投票数を見まして充分考慮しました。もちろん組織票じゃないんだろうなということも見つつ(笑)、十分に討議して審査しました。
みなさんの中でこれが大賞だったのか、と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、どの方々も仮想世界に時間、人、そうしたものをつぎ込んで、情熱をもって業界を広げています。そういった点ではものすごく意味があったこの1年ですし、これらの試みを賞として問えるという機会を得たのは、バーチャルワールド業界にとって、とても良いことだと思います。THE SECOND TIMESさんにもお願いしているんですけれども、こういった賞は続けることにものすごく意味があります。そういった意味では、第1回に賞をとられたということは非常に重要です。是非、来年もここにこういった場があることを望みます。

来年に関しては、今はセカンドライフが横砂のようなバーチャルワールドですが、先ほども紹介がありましたように多くの国内のプラットフォーム出てきました。そういった点で新たにバーチャルワールドの発展の年になると思っています。なかなか(発展が)来ないじゃないかという人もいるかもしれませんが、私は4分の1世紀前くらいからこういった世界が来ると信じて今までコツコツやってきました。なので必ず私が死ぬまでにはすごいことになっていると思っていますので、そういった意味で絶対に進んでいくべき世界なのだと感じています。
ぜひ、多くの人にとって「こりゃすごい」「こりゃ楽しい」「こりゃ役に立っている」というようなものにバーチャルワールドが成熟していき、そういった意味で、こうした賞が励みになればと思います。
これからも支えてください。お願いします。
今日はどうもありがとうございました!
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